ダイエットのお供として鶏肉がよく挙げられるけど、なんでだろう?
牛肉や豚肉とかじゃ駄目なのかな?
ダイエットに限らず、ボディメイク界でもよく食べられている鶏肉(主にむね肉やささみ)
牛肉や豚肉などに比べ、よく選ばれる理由をいくつか挙げていきます。
全体的に高タンパク質かつ低脂質
ダイエットする際、食材選びの基準になるのが
P(タンパク質)・F(脂質)・C(炭水化物)の3つの要素なのですが、
鶏肉は全体的に高タンパク質なことに加え、低脂質な部位が多いのが特徴です。
↓は鶏肉の部位別ごとのカロリー、タンパク質・脂質・炭水化物の3大栄養素をまとめた表です。
鶏肉の部位(100gあたり、生) | エネルギー(kcal) | タンパク質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) |
むね肉(皮付き) | 145 | 21.3 | 5.9 | 0.1 |
むね肉(皮なし) | 116 | 23.3 | 1.9 | 0.1 |
ささみ | 105 | 23 | 0.8 | 0 |
もも肉(皮付き) | 204 | 16.6 | 14.2 | 0 |
もも肉(皮なし) | 127 | 19 | 5 | 0 |
手羽元 | 197 | 18.2 | 12.8 | 0 |
手羽先 | 226 | 17.4 | 16.2 | 0 |
レバー | 111 | 18.9 | 3.1 | 0.6 |
特に皮なしむね肉とささみは高タンパク質かつ低脂質でカロリーも低いので、
この点からもダイエットの定番食材になるのも納得出来るはず。
鶏肉は皮付きになると脂質が高くなってカロリー数も高くなりがちなので、
そもそも皮付きの部位は避けるor量を少なめに食べるか、
調理する際に皮を剥がして、食べるなどの工夫をすればダイエットの結果にも繋がりやすくなります。
ちなみに自分はささみよりもむね肉を愛用しています。
皮なしサラダチキン、鶏そぼろ最高!
牛肉・豚肉でもヒレなどの赤身部分を選ぶと高タンパク質・低脂質になるのですが、
鶏肉と違い、牛肉・豚肉はヘルシーな部位を選ぶと価格が上がってしまいお財布に厳しくなりがち。
ただ、牛の赤身部分にはカルニチンなどの有効な成分も入っていたり、
豚肉であればビタミンB群が肉類の中では多く含まれていたりするので
そういった成分も摂取したい場合は選択肢としてありだと思います!
価格が安い
先に少し触れましたが、牛肉・豚肉は高タンパク質かつ低脂質な部位を選ぶと
価格が高くなりがちなのですが、鶏肉は反対にヘルシーな部位ほど安いです。
この記事を書いている2024年11月現在、様々な物が値上がりし続けている中で
日々節約あるいは倹約に励んでいる方も少なくないはず。鶏肉はダイエットだけでなく、
家計の救世主としても一役買ってくれます。
全国的に展開している業務スーパーやアミカ、会員制スタイルのコストコなど
大量買いのお店であれば国産の鶏むね肉だと100g60円前後、ささみは100g80円前後と
100円以下を大幅に下回っています。
ちなみにもも肉の場合は、ブラジル産の冷凍品で100g53円程度と
バグった数字を叩き出しているものもあります。
ダイエット視点では脂質が高めな部位は避けるべきですが、それぐらい鶏肉は全体的に安さが爆発しているので
これはもう日々のダイエット食材としては外すことは出来ないですよね。
コストコ会員であれば、鶏むね肉とささみは絶対にお勧め。
冷蔵品なので家に帰ったらすぐに切り分けたり、調理できるのは
非常に大きいです。
疲労回復に有効な成分であるイミダゾールジペプチドが多く含まれている
イミダゾールジペプチドとは、アミノ酸から作られるペプチドの1種で回遊魚や渡り鳥などの筋肉に
非常に豊富に含まれており、疲労感の軽減などの効果を寄与すると言われています。
このイミダゾールジペプチドの成分が鶏むね肉には豊富に含まれていて、100g摂るだけで十分な量を摂取することが
可能な点も鶏肉が選ばれる理由になっています。
ヘルシーで安価でかつ疲労回復などの成分も多く有しているとは・・・。
まさに鶏むね肉しか勝たん!と言いたくなりますね。
まとめ
鶏肉がダイエット食材として選ばれる理由
・高たんぱく質かつ低脂質
・ダイエット食材として全体的に安く、摂られることが多い(むね肉・ささみは特に価格が安い)
・疲労回復などの成分を有するイミダゾールジペプチドが豊富に含まれていること
以上、鶏肉がダイエット等において選ばれる理由でした。
優良食材である鶏肉を皆さんも積極的に摂っていきましょう。