
カロリーやお財布を考えるとダイエット時には鶏むね肉が良いけど、
牛肉はダイエットするときには向いてないのかな?
ダイエットするときはカロリーが高い食材が避けられがちで、
牛肉もどちらかというと避けられてしまう食材の一つではないでしょうか。
そこで今回はダイエット時でも牛肉は食べてもOKな理由を解説していきます。
脂肪燃焼を助けるL-カルニチンが多い
牛肉には脂肪燃焼を助ける役割を持つL-カルニチンが多く含まれており、
食品可食部100g当たりに含まれるL-カルニチン量が豚肉21mg、鶏肉10.2mgに対して、
牛肉は76mgとスーパーなどで買える一般的な肉類の中では多量に含まれています。
ダイエット時にも牛肉を食べるメリットの1つで、特に赤身部分に多く含まれているので
肩ロース、モモ、ヒレなどを選んで食べるといいです。
疲労回復や集中力UPに役立つ鉄分が多い
鉄分には吸収率の良いヘム鉄と非ヘム鉄の2種類がありますが、牛肉にはヘム鉄の成分が含まれています。
豚レバーや鶏レバーの方が含有量は多いのですがレバーは好き嫌いが分かれやすい部位であるため、
レバー以外の部位で鉄分を摂るのあれば、牛肉を食べることも選択肢として上がってきます。
おすすめ部位はヒレ部になります。
免疫力を高める亜鉛も多く含まれる
免疫力の向上や味覚を正常に保つ役割などを持つ亜鉛の成分も
牛肉には多分に含まれており、特に肩の部位は一日に必要とされる摂取量の半分程度を摂ることが出来ます。
豚肉、鶏肉は多い部位でも必要量な摂取量に対して1/3程度しか摂れないので、この点も見逃せないです。
亜鉛の成分は肩ロースの部位に多く含まれています。
コレステロール値を減らす役割を持つオレイン酸も多い
一価不飽和脂肪酸のオレイン酸は悪玉コレステロールを減らす効果があり、積極的に摂っていきたい成分になります。
オレイン酸目当てで牛肉を食べるのであれば、輸入牛よりも含有量が3倍以上ある和牛がおすすめです。
脂質の低い部位を選べばカロリーを抑えることが可能
牛肉も豚肉や鶏肉同様、脂身を多く含んでいる部位とそうでない部位にわかれているので
食べる部位をしっかり選んであげればダイエットに失敗することなく、食べることが出来ます。
ダイエット時におすすめの部位は、もも・ロース・ヒレ・レバーなどになります。
摂取カロリーを抑えつつ、牛肉に含まれる成分もほどよく摂ることが出来ます。
まとめ
ダイエット時にも牛肉を食べてOKな理由
・脂肪燃焼を助ける役割を持つL-カルニチンを多く含んでいる
・疲労回復や集中力UP等で役立つ鉄分や免疫力を高める成分の亜鉛などの成分も多く含まれている
・一価不飽和脂肪酸のオレイン酸も多量に含まれている
・脂質の低い赤身肉の部位を選んであげると、牛肉の成分を摂りつつも摂取カロリーを抑えられる
以上、牛肉がダイエットでも積極的に摂ってOKな食材であるということについての解説でした。